I want to be my self.(私らしくいたい)~さよなら、先入観
この作品は2013年度緊急雇用事業「ひとり親家庭の再就職支援のための情報発信能力育成事業」の研修プログラムの一環で行った映像作品のシナリオです。
(制作にあたっては、ビデオ工房AKAMEに協力頂きました)
(制作にあたっては、ビデオ工房AKAMEに協力頂きました)
I.H、K.C
「若い子は何も知らない」「だから若い親は」「女だから」「男だから」・・・。家庭、職場、地域で日常的に言われること。言っている方は何気なく言っているのだと思うが、言われた方は、「見た目で判断しないで!」と大声で言いたくなる。私を束ねないでほしい。私は私らしく生きていきたいだけ。たとえそれがなかなか理解されないとしても…。
女性差別
- 娘
- 「お母さん、私ボクシング習いたい。」
- 母
- 「えっ、ボクシング!?」
- 父
- 「女の子が顔にアザつくるのはなあ。」
- 母
- 「それに足にアザつくったら短いスカート穿けなくなるよ?」
- 娘
- 「たしかにそうだけど…」
- 母
- 「女の子なんだし、もっと違う習い事にしてもいいんじゃない?
もうちょっと考えてみたら?」 - 娘のココロの声
- (好きな事したい!女でもかっこよくいたい!)
若い差別
- 女性社員
- 「すいません、ここ具体的な説明がなくて、よくわからなくて…教えてもらってもいいですか?」
- 上司
- 「はあ…最近の若い子はいちいち説明しないとこんな事もわからないの?」
- 女性社員
- 「すいません…」
- 上司
- 「これだからゆとり世代は…。俺たちが若い頃なんて、
こんな事もわからなかったら仕事できなかったよ。
いいねー、今時の若い子は。物知らなくても働けるんだから。」 - 女性社員のココロの声
- (わからない事聞いて何がいけないの?)
男性差別
- 面接官
- 「それでは次の方に質問しますが、そもそもあなた、 本当に事務職希望なんですか?」
- 男性
- 「えっ…はい、そうです。」
- 面接官
- 「なんで事務職希望なんですか?男子なら普通営業行きませんか?周り見ても女子しかいませんよね、仕事したくないんですか?男子ならバリバリ働かなくちゃカッコ悪いわよ。」
- 男性のココロの声
- (事務職って女性しか出来ない仕事だったの?)
見ための差別
- A
- 「見て!あの子赤ちゃんだっこしてるけど、子どもなのかな? 姉弟みたい。」
- B
- 「ほんとだ。でも学生っぽいよね。学生が子ども産んだってこと?」
- A
- 「ちょっと声でかい!あんな子に絡まれたら絶対めんどいって。
何してくるかわかんないし。」 - ママのココロの声
- (育児もするしオシャレもする!何がいけないの?)